102.用途に合わせた紙コップのサイズ選び。

2023/05/01

イベントなどで紙コップが必要になったとき、どんなサイズの紙コップを選べばいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。また、サイズを調べる際、紙コップのサイズはオンスで表現されるため、迷う方もいるかもしれません。今回は、紙コップのサイズ単位であるオンスとミリリットルの関係や、サイズ別のおすすめ紙コップなどをご紹介します。

紙コップの歴史は?

アメリカの国旗 星条旗

紙コップの起源は、1900年代のアメリカ。飲料の販売時に使われはじめたのが起源といわれています。その後は結核の蔓延防止を目的に、鉄道内での飲み物提供などで衛生的であるという理由で全米に広がったといわれています。日本では戦後、進駐軍への納品のためにオンスが基準の紙コップが普及したそうです。

オンスとは

オンスは、重さを表す単位の一つでが重さだけでなく液体などのにも使われます。略称は "oz "です。約28グラム(液体だと約30ml)に相当します。1オンスは約30ミリリットル(mL)に相当します。たとえば、5オンスと表記されているカップは、5oz×約30ml=約150mlとなります。

様々な場所で使われる紙コップのサイズ

コンビニエンスストアやファーストフード店では、5オンスから16オンスまでの小さめの紙コップが使用されていることが多いです。 イベントなどでは、ビールやワインなどのアルコール飲料を提供するために大きなサイズを使用することがあります。 ビジネス使用の場合は、5オンスから12オンスまでが多く、コーヒー・お茶など提供するのに最適なサイズを選ばれることがあります。

■サイズ別用途

・1~3オンス(約30~90ml)

手に持っている小さい紙コップ 試飲やうがいなどに適しています。

・4~5オンス(約120~150ml)

ウォーターサーバーから紙コップに水を入れている場面 ウォーターサーバーなど少量の飲み物を入れるのに適しています。

・7~9オンス(約200~270ml)

屋外の木のテーブルの上に紙コップを置いている 一般的なサイズ。コーヒーやお茶などの飲み物を入れるのに適しています。

・10~12オンス(約300~360ml)

12オンスの未晒しの紙コップ ジュースなど、冷たい飲み物を入れるのに適しています。

・13~15オンス(約390~450ml)

3種類のデザイン入りの紙コップ ソフトドリンクなど、大きめの冷たい飲み物を入れるのに適しています。

・16~18オンス(約480~540ml)

ビールの印刷のある紙コップ ビールやミックスドリンクなど、大きめの冷たい飲み物を入れるのに最適です。

・19~32オンス(約570~1100ml)

ストライプ柄の紙コップに唐揚げが入っている写真 容量が非常に大きいため、唐揚げやポップコーンなど食材のケースとしても使えます。


※1オンス・・・約30mlで換算

まとめ

紙コップは、サイズの種類が非常に多く場面ごとの用途に合わせたサイズ選びができ、使い切りなので飲み物を入れて長期保管が出来ない反面、イベントでのテイクアウトや、うがいなどでは紙コップを使用することにより、常に新しいコップをご使用頂けますので衛生状態の確保や洗う手間が省け貴重な時間を有効に使うことが出来るので場面に応じたサイズ選びをしましょう。