40.イベント用に準備すべきコップの選び方とは? 紙コップ・プラカップの通販ならMIYACO(みやこ)

2023/05/01

イベント用に準備すべきコップの選び方とは?

使い捨てコップはいつも同じ種類でいいの?
あなたは「イベント」と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか?
何万人も集まる野外フェスから地域のお祭りまで、一口にイベントといってもその規模は様々です。
イベントによくあるフードカーや屋台では、使い捨てコップが大量に必要になりますが、こうしたイベント用に使い捨てコップを選ぶには、どのようなことを基準に考えるべきでしょうか?

まずは、提供する商品がホット飲料か、コールド飲料かによる違いで、コップの選び方は大きく変わります。
ドリンクを出す場所や季節によっても、コップの素材を検討しなくてはいけません。
ホット飲料もコールド飲料も同じくらい需要があるのであれば、温冷兼用のコップを使うという方法もあります。
ホット飲料がメインなら持ったときに手が熱くなりにくい素材のコップ、インスタ映えを目指すならクリアな透明カップにするなど、使用シーンにあったコップを選ぶことが大切です。


素材で選ぶ紙コップ

紙コップの場合はいろいろな素材で作られています。
よく見かける「一般紙」から、丈夫そうな「厚紙」、スチロールのように見える「発泡紙」、凸凹した「エンボス」など、現在、大きく分けて4種類あります。
それぞれの特徴とメリットは、次のようになります。


一般紙コップ
一番よく見かけるタイプで、紙コップといえば真っ先に思い浮かべる素材です。
イベントやレジャー、アウトドアなどでよく使われるので、100円ショップなどでもたくさん置いてありますね。
紙製ですが、内部をポリエチレンでコーティングされているので、短時間に中身が漏れ出る心配はありません。
その薄さからどうしても熱が伝わりやすいという特性がありますので、温かい飲み物を入れるときは、カバーとなるスリーブやホルダーを付けると、やけどの心配を軽減することができますよ。


厚紙コップ
一般紙コップよりも、より断熱性が強くなっているタイプが厚紙コップです。
温冷兼用で使うことが可能で、強度もあるので、長時間飲み物を入れ続けても変形することはありません。とはいえ、熱伝道がゼロという訳ではありませんので、飲み物の熱さによっては、スリーブやホルダーを付ける必要があります。


発泡紙コップ
特殊な加工で断熱性を向上させたタイプの紙コップです。
表面に発泡スチロールのようなもこもことした層を作り出して断熱しています。
温冷両方の飲料で使えるため、世界中で流通している代表的なタイプです。


エンボスコップ
エンボスカップは手に持ったときに指の接地面積が小さくなるように通常の紙コップにもう一枚凸凹のある厚紙を貼り付けて1枚目と2枚目の間に空気の層ができ断熱性がより強くなっている設計の紙コップです。
使用後はまとめて燃えるごみとして捨てられるので、ごみの分別が大変な大型イベントなどでも使いやすいタイプです。


イベントの種類によってサイズも検討
美味しい屋台料理とビールなどのアルコールも、イベントの楽しみのひとつですよね。
缶ビールをそのまま販売するところもあれば、紙コップやプラカップで生ビールや地ビール・クラフトビールなどを提供する店もあります。
ビールなどのお酒を扱うことが多いイベントでは、350ml向けの12オンスのコップを用意することが多いです。さらに、アルコールはおかわりする可能性が高いため、コップを多めに用意する必要があります。
また、マラソン大会のようなスポーツイベントの場合も、運動時の健康維持に水分補給が欠かせません。
飲み物を運営サイドが用意する場合、一度にたくさんのドリンクが入る大きめサイズの9オンスや18オンスのコップが選ばれることが多いです。
このように、同じコールドドリンク用のコップであっても、イベントの種類によって用意すべきサイズや個数への配慮は変わってくるのです。


環境に優しいプラコップでエコなイベントに
ドリンクでインスタ映えを狙う場合はプラスチック製の透明カップ(プラカップ)がおすすめですが、プラカップにも様々な種類があります。
とくにコップが大量消費される大規模なイベントでおすすめしたいのは、環境に優しいエコなプラカップです。

PLA樹脂(Poly-Lactic Acid/ポリラクティックアシッド:ポリ乳酸の頭文字をとった略)という植物由来の原料から製造された、バイオマスプラスチックのPLAカップがあります。
PLAカップは、植物を原材料にしているため、石油資源の使用量の節約と二酸化炭素の排出制御に貢献できる、環境にやさしい商品になっています。
プラスチック特有の臭いのもないので、ドリンク本来の香りが楽しめて、そのままの色を伝えられる透明度の高さが特徴です。

一般的なプラカップとくらべると、耐熱温度が45℃~50℃と低くなるためコールド専用でしか使えませんが、植物由来のプラスチックコップをあつかっているというだけでも、環境に配慮した運営であることを示すことができます。
一般的なPS・PP製カップに比べ、PLA(ポリ乳酸)カップは
耐熱温度が45℃~50℃と低いため、
COLD用としてご使用下さい。
また製品の変形・破損の原因となりますので、夏場の保管は直射日光の
あたらない涼しい場所で保管して下さい。
世界中がSDGs(エス・ディー・ジーズ:Sustainable Development Goals)「持続可能な開発目標」に取り組む今、これからのイベントは規模が大きくなればなるほど従来通りの使い捨てコップではなく、エコな素材の選択を検討していく必要があるのではないでしょうか。