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116.あらゆる場面で使われている割り箸
木箸と竹箸の違い。それぞれの特徴を解説
家庭での食事や、飲食店での食事、テイクアウトの弁当や寿司など、日常生活に欠かせない存在です。また、お祝いや冠婚葬祭など、特別なシーンでも用いられます。割り箸の特徴は、使い捨てできることです。そのため、衛生的で、食器洗いの手間がかかりません。また、価格が安価で、大量に使用してもコストを抑えることができます。近年では、環境問題への意識の高まりから、使い捨て箸の削減が求められています。しかし、割り箸は、木材や竹などの天然素材を原料としており、環境に配慮した素材であるというメリットがあります。
また、割り箸は、日本独自の食文化を象徴する食器です。割り箸を使い、日本食を味わうことで、日本の文化や伝統を体験することができます。このように、割り箸は、実用性や環境性、文化性など、さまざまな側面から価値のある食器です。
今後も、日本食の定番として、あらゆる場面で使われ続けることでしょう。
選ぶ割り箸の種類によって食事の雰囲気を変えたり、提供するサービスの価値をアップさせることもできます。飲食店の方は、それぞれの割り箸の特徴を正しく理解しておくことが重要です。
今回は、特に使用する機会の多い木箸と竹箸の特徴を紹介し、それぞれのメリット・デメリットなどについても詳しく解説していきます。
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木箸と竹箸の特徴について
木箸と竹箸は、どちらも日本食に欠かせない食器です。しかし、原料や特徴、メリット・デメリットにはそれぞれ違いがあります。木箸の特徴
木箸の原料は、主にアスペン、白樺、エゾ松、杉などです。これらの木材はいずれも強度があり、加工しやすいのが特徴です。木箸のメリット
・原料の種類が豊富で、使用するシーンに合わせて選べる・比較的リーズナブルな商品が多く、端材や間伐材を有効活用している
・木のぬくもりを感じられる、温かみのある雰囲気を演出できる
・木箸のデメリットは、以下のとおりです。
木箸のデメリット
・原料によっては折れやすかったり、きれいに割りにくかったりする・高級な木材が原料の場合は価格が高くなる
竹箸の特徴
竹箸の原料は、主に孟宗竹や真竹などです。これらの竹は、しなやかで強度があり、油や火に強いのが特徴です。竹箸のメリット
・油や火に強く、和食や中華料理、焼肉など、幅広いジャンルの飲食店で活用できる・竹は木よりも成長が早く、供給量が安定している
・軽くてしなやかで、使いやすい
・竹箸のデメリットは、以下のとおりです。
竹箸のデメリット
・季節によりカビや虫が発生しやすい・高温多湿な状況での長期保存には向かない
木箸は、原料や価格の選択肢が豊富で、端材や間伐材の有効活用にもつながります。一方、竹箸は、油や火に強く、幅広いジャンルの飲食店で活用できます。
使用するシーンや用途に合わせて
例えば、以下のようなシーンや用途で、木箸と竹箸のどちらが適しているかを考えてみましょう。和食店や中華料理店など、和食や中華料理を提供する飲食店
和食店や中華料理店など、和食や中華料理を提供する飲食店では、木箸が一般的です。木箸は、原料の種類が豊富で、使用するシーンに合わせて選ぶことができます。また、比較的リーズナブルな商品が多く、端材や間伐材を有効活用しているため、環境に配慮した食器としてもおすすめです。焼肉店など、油や火を使う料理を提供する飲食店
焼肉店など、油や火を使う料理を提供する飲食店では、竹箸が適しています。竹箸は、油や火に強く、耐久性が高いため、焼肉などの料理に適しています。また、竹は木よりも成長が早く、供給量が安定しているため、コストを抑えることができます。家庭での食事や、お弁当のおかずなど
家庭での食事や、お弁当のおかずなどでは、木箸と竹箸のどちらでもよいでしょう。木箸は、温かみのある雰囲気を演出するのに適しています。一方、竹箸は、軽くて使いやすく、油や火にも強いため、お弁当など持ち運びに適しています。まとめ
このように、木箸と竹箸にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。使用するシーンや用途に合わせて、適したものを選ぶようにしましょう。- 2024.01.09
- 11:14
115.紙ストローを使うメリットとデメリットは? 環境に優しい理由を解説
紙ストローを使うメリットとデメリットは? 環境に優しい理由を解説
出典:AdobeStock |
コーヒーチェーン店やコンビニエンスストア、ファストフード店などで使われ始めている紙ストロー。しかし、長年使われてきたプラスチックストローの方がよいと感じる人もいます。
そこで本記事では紙ストローが使われている理由やメリット・デメリット、環境保全との関係を紹介します。
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紙ストローとは?
出典:AdobeStock |
紙ストローとは、文字どおり紙でつくったストローで、クラフト紙で作られるものが主流です。
サイズは直径6x長さ210mmが一般的で、同じサイズのプラスチックストローが流通していたため、代替商品として同じ規格の紙ストローが開発されました。
ストローはもともと紀元前4千年〜3千年前頃、古代メソポタミア文明で、ビールを飲むときに、葦(あし)の茎を使ったのが始まりとされています。やがて麦の収穫の際に取れた麦わら(straw)を使用するようになり、現在のように「ストロー」と呼ばれるようになりました。そしてビニールストローへと移行して、現在のプラスチックストローに至っています。
プラスチックストローの主原料はポリプロピレン(PP)です。
ポリプロピレンで作ったストローは半永久的にマイクロプラスチックとして地球上に残ります。
一方、近年使われるようになった紙ストローは紙からできているため、やがては分解する性質を持っています。
紙ストローが環境に優しい理由
出典:Unsplash |
紙ストローが導入されたのは、マイクロプラスチックによる環境汚染が深刻になったためです。
紙ストローは環境に優しいとして導入されるようになりました。 プラスチックストローに限らず、プラスチック製品の不法投棄は、年々深刻さを増しており、毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流れ込んでいます(※)。
プラスチックの多くは使い捨てで、利用後にきちんと処理されず環境中に流出してしまうことも少なくありません。
流出したプラスチックのほとんどが最終的に行きつく場所が「海」です。プラスチックごみが川から海へと流れ込むためです。
すでに世界の海には合計で1億5,000万トンのプラスチックごみが存在しており、そこに年間800万トン新たに流入していると推定されています。
海に流れ込んだプラスチックが紫外線で分解されてできるのが、半永久的に残る5mm以下のマイクロプラスチックです。
マイクロプラスチックには有害物質が付着し、それを食べた魚や鳥、人間に健康被害を及ぼす危険性もあります。
プラスチックごみは、人間を含む地球上の生物の生態系に影響するため、問題視されているのです。そこでプラスチックごみを減らす取り組みの一環として始められたのが、紙ストローに移行する取り組みでした。
世界的に「SDGs(持続可能な開発目標)」が叫ばれる中、プラスチックストローの使用をやめる企業も増えています。
大手外食チェーンやコンビニエンスストアが段階的な廃止を決めたのも地球環境への配慮のためです。
※参考:WWFジャパン 「海洋プラスチック問題について」https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html(入手日付2023-07-29)
紙ストローのメリット
紙ストローにもメリットとデメリットがあります。まずはメリットを紹介しましょう。
リサイクルや焼却処分しやすい
出典:Unsplash |
紙ストローのメリットは、環境に優しい点です。プラスチックストローに比べて、紙ストローは分解も早く、リサイクルや焼却処分ができます。 一方のプラスチックもリサイクルは可能です。
環境省が発表している日本のプラスチックリサイクル率は84%と世界的にも高くなっています。 しかし、そのうちの半分以上(56%)は焼却して熱エネルギーに変える「サーマルリサイクル(エネルギー回収)」で、焼却時には二酸化炭素も発生します(※)
プラスチックごみの中にストローが占める割合は約1%ですが、影響はゼロではありません。
量はわずかでも、焼却するプラスチックの量を減らすと地球温暖化の防止にもつながります。
※参考:環境省「プラスチックを取り巻く国内外の状況」https://www.env.go.jp/council/03recycle/20201120t2.pdf (入手日付2023-08-07)
お店で使うとよい印象につながる
紙ストローを採用する企業の立場では、プラスチックストローを紙ストローに換えると消費者からのイメージアップにつながるメリットがあります。株式会社ネオマーケティングの調査では「紙ストローを導入した企業・団体のイメージはよくなると思いますか」の問いに対して、65.2%が「よくなる」と回答しました(※)。
目先の利益を追求するだけでなく「環境問題に積極的に取り組む企業」「SDGsに前向きな企業」とのイメージをもってもらうことは、消費者の信頼を得るためにも重要です。
紙ストローを使用する店の利用者も「SDGsの取り組みに貢献している」と思えるため、人々の環境意識の向上にも寄与します。
※参考:株式会社ネオマーケティング 「紙ストロー導入に関する調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000003149.html (入手日付2023-08-07)
紙ストローのデメリット
環境に優しい紙ストローですが、以下のようなデメリットもあります。プラスチックよりもコストがかかる
紙ストローのデメリットは、コストがかかる点です。例えば、6x210mmのストロー10万本を製造した場合の1本あたりの価格は大体以下のとおりです。
●プラスチックストロー:1本あたり約0.8~1円
●紙ストロー:1本あたり約2~3円
紙ストローはプラスチックストローの3倍ほどコストがかかります。ただし、コストは年々抑えられていく傾向です。
今後、紙ストローがより普及すると、大量生産でより単価が下がっていくと期待されます。
長時間使うとふやける
紙ストローは水に弱い性質を持っています。耐水加工が施されているものの、紙製品のため長時間使用するとふやけてやわらかくなってしまうのが弱点です。
水に弱い弱点を克服した紙ストローの開発も徐々に進んでいます。
しかし、プラスチックの耐水性には及びません。ただし、今後の研究開発でデメリットを克服した紙ストローの登場も期待されます。
まとめ
出典:AdobeStock |
紙ストローの基本的な知識や導入された背景、メリット・デメリットをお伝えしました。地球環境に優しい紙ストローですが、プラスチックごみ全体の中では小さな割合に過ぎません。
それでも小さなことから、環境保全活動に協力できます。
株式会社みやこは国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、環境に優しい商品の開発販売を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。
miyacoオンラインショップでは、植物由来の原材料を使用したコップや紙ストローなどの小ロット販売も行っていますので、是非ご利用ください。
- 2024.01.09
- 11:23
114.紙コップに単位がある? 単位別の用途も解説
紙コップに単位がある? 単位別の用途も解説
紙を原料にして作られる紙コップは、オフィスでのコーヒーブレイクや花見・お祭りなどのイベントに欠かせないアイテムです。日常的に活用できる場面も多く、実際に注文しようと考えている方もいるでしょう。 その際、「オンス(oz)」という聞き馴染みのない単位が使われていることに気が付く方もいるのではないでしょうか。日本では缶やペットボトル、ビンで販売される液体の容量は、基本的にミリリットル(ml)もしくはL(リットル)で表記されています。そのため、オンスを基準にされている紙コップにどれくらいの液量が入るのかよく分からない方も多いでしょう。紙コップを適材適所で活用するためには、オンスの概要を押さえておくことが欠かせません。 そこで本記事では、紙コップの単位であるオンスの概要や、容器サイズごとの用途などを解説します。あわせて紙コップの用途にあわせた選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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紙コップの単位(オンス)とは?
紙コップの単位には、主にオンス(oz)が使われます。オンスはヤード・ポンド法で使用される、体積を表す単位です。
オンスは日本では馴染みがないかもしれませんが、紙コップ以外にも、Tシャツの厚さを表したり食材や宝飾品の重さを表したりする際に使われます。
オンスはポンドの下につく単位で、3ポンド7オンスのように表されます。
16オンスで1ポンドであり1ポンドの重さが約453グラムなので、1オンスは28グラム、液体の体積に換算すると約30mlです。
オンスをmlに変換する際は、30倍にするといいでしょう。
例えば、5オンスは5×30=150より150mlです。
紙コップの単位がなぜオンスなのか
日常的に液体の体積を表す際は、ml(ミリリットル)やL(リットル)などの単位を使います。
なぜ紙コップの単位にはオンスが使われているのか疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。その疑問を解消するには、紙コップの歴史を見ていく必要があります。
紙コップが初めて使われたのは、20世紀のアメリカだとされています。当時のアメリカでは、列車内に金属製のコップが置かれ、乗客が使いまわして水を飲んでいました。しかし、このコップが伝染病の感染源になるとして、紙製の使い捨てのコップが誕生したのです。アメリカが発祥の地なので、現地で使われる単位のオンス(oz)が今でも紙コップの容量を表す際に使われています。
ちなみに日本で紙コップが作られるようになったのは1930年代で、アイスクリームの容器として普及しました。
単位(オンス)別の紙コップの用途
単位(オンス)別の紙コップの用途を、以下のようにサイズを大きく分けてご紹介します。●2~5オンス
●7~9オンス
●12~18オンス
●33オンス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2~5オンス
2〜5オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約60〜150mlです。2オンスの紙コップは液体を入れる容器としてはかなり小さい部類に入り、主にスーパーやイベントなどでの試飲やテイスティングに利用されます。
3オンスの紙コップは2オンスのものと同様の用途があるほか、歯医者さんでうがい用の容器として使われたり、エスプレッソを入れたりします。
5オンスの紙コップは、ちょっとしたドリンクを飲むのに適したサイズです。うがい用やお子様用の紙コップとして使われるケースもあります。
7~9オンス
7〜9オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約205〜270mlです。紙コップとしては標準的なサイズで、オフィスやレジャー、テイクアウト、カフェ、フードコードなどさまざまな場面で利用されます。
7オンスの紙コップを若干小さく感じる方は、9オンスがおすすめです。紙コップの中では比較的大きい部類に入り、紙コップ式の自販機で容器としても採用されています。持ち手を広く確保でき、飲料の熱さを多少なりとも軽減できるので、ホットドリンクを入れるのに適しています。
12~18オンス
12〜18オンスは、ml(ミリリットル)に換算すると約360〜540mlです。12オンスの紙コップは、やや大きめの紙コップに分類され、ラージサーズのドリンクを入れたり、ビールを注いだりするのに適しています。
お祭りやイベントでは、フライドポテトや焼き鳥などのフードを入れるのにも利用されます。
大容量サイズの14オンス以上の紙コップは、ドリンクを飲むほか、かき氷や唐揚げ、ポップコーンなどのフードを入れるのに役立つアイテムです。
33オンス
33オンスの紙コップは、ml(ミリリットル)に換算すると約1,000mlです。これほどの大容量となると、ドリンクを飲むというよりも、スポーツ観戦やお祭り、映画館などでポップコーンをはじめとしたフードを入れる容器として使われます。
用途に合わせて紙コップを選ぶのもおすすめ
紙コップのサイズごとの用途は先述したとおりですが、サイズの他に用途で選ぶのもおすすめです。以下のシーンごとにおすすめの紙コップをご紹介します。
ドリンクを入れるのに使う
ドリンク・フード以外を入れるのに使う ドリンクを入れるのに使う際は、冷たいドリンクだけでなく熱いホットドリンクを注ぐことも想定し、重層構造で断熱タイプのものを選ぶといいでしょう。直接手で持っても熱さを感じにくく、夏だけでなく冬にも使いやすい点が特徴です。カフェやビジネスシーンでは、白無地の紙コップやモダンカラーの紙コップを使用すると落ち着いた雰囲気にマッチするでしょう。
大量に使う
大量に使うことが想定される試飲やテイスティング、歯医者さんでのうがいなどのシーンでは、小さめのサイズがおすすめです。白無地の紙コップにすれば、さらにコストを抑えられるでしょう。レジャーやイベントで使う
レジャーやイベントで使う場合は、柄やカラーがあるものを使うと気分や雰囲気が盛り上がることが期待できます。コストを抑えたいなら、無難に白無地の紙コップでもいいでしょう。 フードを入れるのに使う際には、12オンス以上の大容量の紙コップが適しています。
フードを入れるのに使う
焼き鳥やフライドポテトは12オンス以上の紙コップを、ポップコーンなどより大量のフードは33オンスの紙コップを選びましょう。収納に使う
紙コップはドリンクやフードを入れるのが主な用途ですが、収納用やペン立てとしても活用できます。そのような用途で利用する際は、インテリアとして部屋映えするように柄入りの紙コップがおすすめです。さまざまな柄を用意すれば、内容物も把握しやすくなります。鉢植えに使う
英字が施されたおしゃれな紙コップを、観葉植物を育てる植木鉢に利用すれば気分が上がるでしょう。まとめ
本記事では、紙コップの単位であるオンス(oz)の換算方法や歴史などの概要を解説しました。紙コップはアメリカが発祥の地なので、現地で使われる単位のオンスが今でも使われています。 紙コップは試飲やテイスティングに適した2オンスのものから、ドリンクを飲むのに適した7〜12オンスのもの、フードを入れることのできる12オンス以上の大容量のものまで幅広いサイズがあります。それぞれに最適な用途があるので、適材適所で活用するのがおすすめです。 また、大量に使う、イベント・レジャーで使う、ドリンク・フード以外のものを入れるのに使うなど、細かい用途に合わせて紙コップを選ぶのもいいでしょう。miyacoオンラインショップでは、さまざまなサイズの紙コップを取り揃えています。オフィスやイベント、レジャーなど幅広い用途で必要になった際は、ぜひご利用をご検討ください。購入をご検討のお客さま向けに、無料で商品サンプルを提供しているので気になる方はお問い合わせください。
- 2024.01.06
- 15:04
113.ペーパータオルの特徴や用途を解説します。
意外と知らないキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルの違いとは?
日常的に活躍するペーパー類には、キッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルなどがあります。これらは頻繁に利用しますが、違いを聞かれると意外と思い浮かばないものです。それぞれを適材適所に利用するには、違いを押さえておく必要があるでしょう。 そこで本記事では、各ペーパーの特徴や用途を解説します。
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食器や食材を拭いたら捨てられる、キッチンペーパー
キッチンペーパーは、主に台所で利用されるペーパー類です。キッチンペーパーの形式には、テッシュペーパーのようにパックから取り出すものや、トイレットペーパーのように芯の周りに巻かれ、ペーパースタンドにセットするものがあります。
キッチンペーパーをよく見てみると、表面に凹凸があるのに気づくでしょう。これは浮き出し加工やエンボス加工と呼ばれ、油や汚れを吸着させる役割があります。
主な用途
キッチンペーパーの主な用途は、食器や食材についた水分や油分、汚れの拭き取りです。拭き取る際、その都度新しいキッチンペーパーを使用できるので、衛生的に安心です。上記で紹介した以外にも、さまざまな場面で利用できる汎用性も兼ね備えています。キッチンペーパーを落しぶたのように被せると、食材を茹でたり煮物を作ったりする際に出る灰汁(アク)を取り出せます。コーヒーフィルターの代わりやヨーグルトの水切りとして使う、などのように意外な利用方法がある点も特徴です。
繰り返し食器などを拭ける、キッチンタオル
キッチンタオルとは、不織布やコットンなどの布でできたタオルを指します。キッチンタオルと先ほど紹介したキッチンペーパーとの違いは、使い捨ての可否と素材です。
キッチンタオルは洗って繰り返し使うことが想定されているのに対し、キッチンペーパーは基本的に使い捨てです。
繰り返し何度も拭く台所やテーブルはキッチンタオル、食材についた水分やフライパンの油汚れなど、特に衛生面が気になるところにはキッチンペーパーを使う、のように使い分けができるでしょう。 またキッチンタオルの素材はコットン製・マイクロファイバー製・リネン製などの布なのに対し、キッチンペーパーは紙です。前者は洗えば再度利用できるので、経済的に優れています。
主な用途
キッチンタオルは主に、食器の水分やテーブルの汚れを拭き取るのに活用できます。テーブルを拭くのに特化したものはキッチンクロスとも呼ばれ、キッチンタオルの一種です。
キッチンタオルにはデザイン性に富んだ商品もあるので、機能面だけでなくインテリアの一部として取り入れられそうかで選ぶのもいいでしょう。
料理で活躍する、クッキングペーパー
クッキングペーパーは、見た目はキッチンペーパーに似ていますが利用目的が異なります。素材はパルプ製なので水分や油分を充分に吸収してくれ、かつ生地を丈夫にするフェルト加工が施されるので、料理で活躍します。
クッキングペーパーと似たペーパー類にクッキングシートがありますが、後者は両面がシリコン樹脂で覆われており、ツルツルとした肌触りが特徴です。クッキングペーパーと同様に料理に活用できますが、主にオーブンを使ったお菓子作りに使われます。
主な用途
クッキングペーパーは、料理のさまざまな場面で利用されます。肉や魚、野菜などの食材に味をしっかりつけたい場合は、クッキングペーパーで包んで漬け込むと、全体的に味が染み込ませることができます。
豆腐の水分を切りたい、もしくは揚げ物の余分な油を吸い取りたい際は、それぞれを包んでレンジで温めるといいでしょう。 ただ、クッキングペーパーはレンジで利用できますが、トースターを利用したり直接火に近づけたりすると燃え広がる可能性がある点には注意してください。その他、キッチンペーパーと同様に食材の水分や汚れを拭き取れたり、落し蓋として利用できたりします。
トイレや洗面所に置いてある、ペーパータオル
ペーパータオルは、トイレや洗面所に置いてある使い捨ての紙タオルです。トイレットペーパーやティッシュペーパーに比べて丈夫で、柔軟性も兼ね備えているため水分を拭き取るのに適しています。 基本的には使い捨てですが、洗って再利用できる商品も出てきています。
主な用途
ここまでに紹介した台所用品であるキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパーと異なり、ペーパータオルは衛生用品です。主な用途は、手を洗った後の水分を拭き取ることで、不特定多数の人が利用するトイレや洗面所で設置されているケースが多く、使った経験のある人も多いでしょう。
水分を拭き取る以外にも、掃除にも利用できるのがペーパータオルの特徴です。アルコールや洗剤、クエン酸を吹きかけると、床や鏡についた頑固な汚れを拭き取れます。
まとめ
今回は、日常でよく利用するキッチンペーパーやキッチンタオル、クッキングペーパー、ペーパータオルの違いを解説しました。それぞれ素材や形状だけでなく用途も異なるため、適した場所で利用しましょう。オンラインショップ「みやこ」では、紙コップ・プラカップ・ペーパータオルなどの日用品を取り扱っています。購入をご検討のお客さま向けに、無料で商品サンプルを提供しているので気になる方はぜひお問い合わせください。
- 2024.01.06
- 14:08
112.ホテルのアメニティはどのようなものがある?持ち帰ってもよいの?
ホテルのアメニティはどのようなものがある?持ち帰ってもよいの?
部屋のグレードや立地、価格に加えて用意されているアメニティもホテルを選ぶ際には重要なポイントです。アメニティが充実していると、快適な宿泊を楽しめるでしょう。 一口にアメニティといっても、ホテルによって異なるほか、持ち帰ることが可能なもの・不可能なものなど多岐にわたります。 そこで本記事は、ホテルのアメニティにはどのようなものがあるのか、持ち帰っていいアメニティは何かなどを解説します。今後のホテル宿泊に役立つ情報をまとめたので、ホテルアメニティの概要を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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ホテルのアメニティはどのようなものがある?
アメニティとは、快適さや心地よさを意味する英語「amenity」が基になった言葉です。ホテルや旅館での一日を快適に過ごすためにある備品で、使い捨てのものもあれば、持ち帰りが可能なものもあります。 ここからは、一般的に用意されていることが多いアメニティと、ホテルによって有無が変わるアメニティをそれぞれ紹介します。一般的に用意されていることが多いアメニティ
ビジネスホテルやリゾートホテルなど、ホテルの形態によらず一般的に用意されていることが多いアメニティは、以下のとおりです。
● 枕カバー・シーツ
● バスタオル
● ハンドタオル
● 浴衣・バスローブ
● トイレットペーパー
● 歯ブラシ・歯磨き粉
● 髭剃り
● カミソリ
● シャンプー
● コンディショナー
● ボディーソープ
● ハンドソープ
● スリッパ
● ヘアアイロン
● くし
● ヘアゴム
● シャワーキャップ
● コットン
● 綿棒
● 冷蔵庫
どのようなホテルにも備え付けられているアメニティは、身の回りの日用品が多く、買い出しの手間やコストを抑えられるため宿泊する上で欠かせないものです。
ホテルによって有無が変わるアメニティ
ホテルによって、有無が変わるアメニティもあります。例えば、洗顔・クレンジング・化粧水・乳液・クリームなどの基礎化粧品やヘアアイロン、衣服用のアイロンなどです。また、アメニティとして空気清浄機や加湿器、靴乾燥機などを貸し出しで用意しているホテルもあります。
リゾートホテルでは高級ブランドの化粧品やコーヒー・ティーのセット、ソフトドリンク、靴を脱いで宿泊する旅館では靴下がもらえるケースもあります。
アメニティを選べるホテルもある
ホテルによっては、宿泊者がより快適な宿泊となるように、宿泊者自身でアメニティを選ぶ形式を導入しているところもあることをご存じでしょうか。入浴剤や各種日用品などのアメニティがエントランスやロビーに用意されており、チェックイン後に宿泊者自身が自分の好きな組み合わせでアメニティを選ぶことができます。
他にも、日常生活にかかせないスマートフォンの充電器や、お仕事には欠かせないパソコンの充電器を選ぶことのできるホテルもあります。 また、グレードの高いリゾートホテルには、24時間利用できるジムや疲れを癒やすことのできるスパ、会議スペースが用意されていることもあります。これらの充実したアメニティがあれば、ホテルがただの宿泊する手段から、非日常的で特別な雰囲気や体験を味わえるものに変わるでしょう。
同じホテルでも、宿泊プランによってアメニティのグレードやコンセプトが変わることもあるのでチェックするのがおすすめです。
必要なアメニティがある場合は事前に確認を
ホテルに用意されている一般的なアメニティについては先述しましたが、必ずしも備え付けられているわけではありません。
最近はプラスチックごみ削減のために、プラスチック資源循環促進法が施行されたこともあり、プラスチック製のアメニティを有料化したり、宿泊者からの要望があってから準備したりするなどの対策が取られています。
ホテルによっては用意されていないものもあるので、宿泊した後に困ることがないよう、ホテルの公式ホームページや宿泊予約サイトを確認しましょう。 また、充電器やヘアアイロン、ドライヤーなどのアメニティがあれば余計な荷物を減らせるという観点からも、事前に宿泊するホテルに確認するのがおすすめです。
特に海外ホテルに宿泊する場合、日本のホテルと異なりアメニティが充実していない可能性があります。
より快適な宿泊となるよう、使い慣れたものを持参するのも選択肢の一つです。
ホテルのアメニティは持ち帰れるものがある?
ここまでにホテルのアメニティの概要をご紹介しましたが、中には持ち帰れるものがあるのをご存知でしょうか。せっかくなので持ち帰って日常生活の予備にしたり、外出用や携帯用として持って活用したりしたいと考える方もいるでしょう。 ただ、中には持ち帰ってはいけないものもあるので、両者の違いや迷った場合の対策などをご紹介します。
持ち帰ってもよいもの
持ち帰ってもよいアメニティは、主に使い捨て用品や小分けになっているもの、衛生上使い回しができないものなどです。例えば、以下のアメニティがあげられます。
● 歯ブラシ・歯磨き粉
● 髭剃り
● 使い捨てスリッパ
● 個装されたシャンプー・リンス
● ティーバッグやドリップコーヒー
● 使い捨てのヘアブラシ
● ボディウォッシュスポンジ
● シャワーキャップ
● ヘアゴム
● コットン
● 綿棒
また、ホテルによっては、選んだ入浴剤や小分けになった基礎化粧品などを持ち帰れる場合もあります。
アメニティセットとしてまとめられているものも持ち帰れます。日常で使うものも多いので、予備で持っておくと便利でしょう。ただし、無料でもらえるからといって大量に取ることは避け、節度ある利用を心がけてください。
持ち帰ってはいけないもの
持ち帰ってもいいアメニティがある一方、使い捨てではないものやホテルの備品は持ち帰ることはできません。以下のアメニティは、持ち帰らないようにしましょう。
● ベッドリネン(枕カバー・シーツ)
● 浴衣・バスローブ
● 詰め替えボトルに入ったシャンプー・ボディーソープ・コンディショナー
● ボトル入りの基礎化粧品
● バスタオル
● フェイスタオル
● ヘアドライヤー
● ヘアアイロン
● 食器類
● 雑誌や書籍
これらのアメニティはホテルがクリーニングして再度利用できるほか、複数の宿泊者に利用してもらうことを想定しているものです。
勝手に持ち帰るとトラブルに発展する可能性があるので、ホテル内での利用に留めてください。
浴衣やバスローブ、バスタオルなどは売店で販売されていることもあるので、欲しい方はそちらで購入しましょう。
持ち帰ってはよいか分からない場合はホテルに確認
持ち帰ってよいアメニティとそうでないアメニティの見分け方をご紹介しましたが、中には判断に迷うものもあります。例えば、個装されたハンドタオルやミニボトルに入ったシャンプー、基礎化粧品などです。これらは持ち帰れる場合もありますが、先述したようにトラブルになる可能性もあるので、判断が難しい場合は必ずホテルスタッフに確認してください。
まとめ
本記事では、ホテルアメニティの概要や持ち帰れるものとそうでないものの違いを解説しました。
バスグッズやヘアドライヤーなどの基本的なものは、快適な宿泊に欠かせないアメニティです。
グレードの高いリゾートホテルでは、ジムやスパ、高級ブランドのアイテムなどのアメニティが揃っているので、より非日常的な体験を楽しめるでしょう。
ホテルによっては、アメニティを自分の好きな組み合わせで選べるところもあります。
基本的なアメニティはおおよそ共通していますが、必ずしも使いたいものがあるとは限りません。
事前に宿泊予約サイトやホテルのホームページをチェックするのがおすすめです。
宿泊費にアメニティの費用は含まれているという考えの基、使い捨てのものや個装されたものは持ち帰っていい場合もあります。しかし、ボトル入りのバスグッズやバスローブなどは、持ち帰るとトラブルになる可能性もあるのでホテル内での利用を守るようにしてください。中には持ち帰ってもいいか迷うアメニティもあるので、そのようなものはホテルスタッフに必ず確認しましょう。
- 2024.01.06
- 14:39
111.ペーパータオルのサイズの種類は?それぞれの特徴と選び方
ペーパータオルのサイズの種類は?それぞれの特徴と選び方
飲食店やオフィス、商業施設などのトイレ・洗面台などに手拭き用として設置されているペーパータオルですが、いくつかサイズのバリエーションが存在します。サイズによって使いやすさや設置しやすさなどが異なるため、使い道や設置場所に応じて適切なものを選ぶことが大切です。とはいえペーパータオルにはさまざまなサイズがあり、どれを選ぶべきか悩まれるでしょう。ペーパータオルの基本的なサイズ展開から、選び方まで解説します。
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ペーパータオルとは?
ペーパータオルとは、手洗い後の手拭きや台拭きなどに使用される紙製のタオルです。 飲食店やオフィス、商業施設などのトイレ・洗面台などで、よく見かけます。ティッシュやトイレットペーパーよりも耐久性・吸収性に優れています。 一般的な布製のタオルとは違い使い捨てのため、雑菌やウイルスが繁殖するリスクが低く、不特定多数の人が利用する施設でも衛生的に使用できるのが魅力です。 調理用に利用されるキッチンペーパーもペーパータオルの一種ですが、ペーパータオルと呼ばれる場合は衛生用品であることが一般的です。ペーパータオルのサイズは主に2種類
ペーパータオルのサイズは大判、中判、小判と3種類ありますが、中判と小判の2種類がメインで売れています。 考えられる理由としては、手拭きで使うのに、中判と小判のサイズで充分なことと、店舗などのトイレに設置してあるペーパータオルホルダー(ディスペンサー)が中判、小判対応の物が多い為に、中判と小判のサイズが多く利用されているのかと思います。 3サイズの特徴やサイズ感を紹介するので、どのサイズが使用しやすいのか確認してください。大判サイズ
一枚で手を拭き切れる大きなサイズで、目安サイズが横230mm×縦248mmのもの。 何枚も使って浪費されにくいコスパの良さと、ゴミが少なくて済むのが大きなメリットです。 サイズが大きく吸収性にも優れるので、手拭き用だけでなく汚れを拭き取る台拭きとしても活用しやすくなっています。 ※miyacoオンラインショップでは取り扱いがございません。(2023年11月時点)中判サイズ
大きくも小さくもない標準的なサイズで、目安サイズが横220mm×縦225mmのもの。 手拭き用や掃除用など多様な目的に使用しやすいサイズ感で、一般的に多く利用されているタイプです。 一般的に使用されることの多いサイズであることもあって、バリエーション豊かなのがメリットです。小判サイズ
ちょっとした汚れをサッと拭き取るのに適したサイズで、目安サイズが横220mm×縦170mmのもの。 サイズが抑えられていることで価格が安くなっており、コストパフォーマンスに優れるのがメリット。補充し続けることを考えると、ランニングコストを抑えられます。 またサイズが小さいことで狭いトイレでも設置しやすく、在庫の収納スペースも小さくて済みます。ペーパータオルの選び方
ペーパータオルの選び方として「サイズ」「素材」の2つが大切です。 どのような場所で使用するのか、どのような用途に使用するのかを念頭に、適切なサイズ・素材のものを選びましょう。サイズで選ぶ
先述したとおりペーパータオルには大判・中判・小判とサイズが分かれているので、使い道・設置場所に応じて適切なサイズを選びましょう。大判は一度に多くの面積を拭き取れるため、トイレの手拭きや大きなテーブルの台拭きなど、水分や汚れを十分に拭き取りたいときにぴったりです。
中判は一番使い勝手が良く種類も豊富なため、幅広い用途に使える万能選手です。バリエーション豊富なので、機能性を重視したい方にも適しています。
また小判サイズは必要最小限の大きさのため、サッと掃除したい場合や狭いトイレに設置する場合におすすめです。
素材で選ぶ
ペーパータオルにはさまざまな素材が使用されており、素材によって見た目や質感など特徴が異なります。主にパルプ・再生紙・バガス・未晒しなどいくつか種類があり、代表的な4つの素材として、それぞれ以下のような特徴があります。
●パルプ:木材から抽出した繊維で作られた紙。柔らかく肌触りが良いのが特徴。
●再生紙:新聞や雑誌などの古紙を再利用して作られた紙。パルプに比べ吸水性で劣るものの、安価で環境に優しい。
●バガス:サトウキビの搾りカスから作られた紙。本来は廃棄される材料を使うため環境に優しい。
●未晒し:染色・脱色されていない未加工の紙。茶色くザラザラとした独特の風合いで、未加工のため比較的安全性が高く飲食店などでよく用いられる。
このように同じペーパータオルでも素材によって特徴が異なるので、それぞれの特徴を比べてベストなものを選びましょう。
まとめ
手拭きや台拭きなどに使用されるペーパータオルは、サイズによって使いやすさやコストパフォーマンスなどに差があります。とはいえ、どのサイズが良いのかは一概にいえないため、設置する場所や使い道などから適したサイズを選ぶことが大切です。 オンラインショップ「みやこ」では、さまざまなタイプのペーパータオルを販売しています。3,000円以上のお買い物で送料無料、大量注文も承っておりますので、ぜひご利用ください。- 2023.11.13
- 11:17
110.ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安い?ペーパータオルのメリットや選び方も解説|ペーパータオルの通販ならMIYACO(みやこ)
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ペーパータオルとは使い捨ての紙タオルのことで、オフィスや飲食店、公共施設のトイレなどの洗面所でよく見かけられます。一般的に手を拭くための衛生用品として認識されていますが、実は調理に使うキッチンペーパーもペーパータオルの一種です。
ペーパータオルとキッチンペーパーはどちらも一見同じように見えますが、機能や素材などに違いがあり、価格面でも差があります。ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安いのかや、ペーパータオルのメリット・選び方について解説します。
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ペーパータオルとは?
ペーパータオルとは、トイレや洗面所などで手を拭くために使用される使い捨ての紙タオルのこと。柔軟性や耐久性、吸水性に優れています。基本的に衛生用として使われることが多く、オフィスや飲食店、公共施設のトイレなどの洗面所でよく使用されます。しかし一度汚れても再利用できるものなど豊富な種類があり、調理時に使用される「キッチンペーパー」もペーパータオルの一種です。
ペーパータオルのパッケージには「調理用」か「衛生用」か記載されているので、目的に応じて使い分ける必要があります。
ペーパータオルとキッチンペーパーの違いは?
ペーパータオルとキッチンペーパーの違いは、使用目的にあります。そもそもキッチンペーパーとは、調理や拭き掃除に使用できるキッチンアイテムで、丈夫で吸水性・吸油性に優れているのが特徴です。
基本的にペーパータオルは衛生用に使われるため、それほど分厚くなく、手を拭きやすいよう優れた吸水性を誇ります。食品に触れる用途での使用は、想定されていません。対してキッチンペーパーは調理用のため、水分に加え油分も吸収でき、調理中に使用しやすいよう濡れても強度が落ちない丈夫で分厚い作りになっています。使用目的が異なることから、それぞれ用途に適した機能を持っているのが特徴です。また原料にも違いがあり、ペーパータオルは再生紙が多いのに対し、キッチンペーパーはバージンパルプが使用される傾向にあります。
ペーパータオルのメリット
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ペーパータオルを使用するメリットとして、3つの点が挙げられます。
どのようなシーンで活用できるアイテムなのか、それぞれのメリットを解説します。
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ペーパータオルの選び方
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ひと口にペーパータオルといっても数多くの種類があるため、どれを選ぶべきか悩んでしまうでしょう。
ペーパータオルのタイプ・素材・サイズから、あなたの用途に適した選び方を紹介します。
ペーパータオルのタイプで選ぶ
ペーパータオルのタイプは取り出し方や機能性などから、3つのタイプに大別できます。使用する場所や目的に応じて、適したものを選ぶのがおすすめ。それぞれのタイプの特徴を解説するので、あなたの目的に合ったものを選びましょう。ロールタイプ
「ロールタイプ」のペーパータオルは、トイレットペーパーのように長いシート状のペーパーが、芯に巻き付けられているのが特徴です。必要な長さだけ引き出してカットするため、必要な分だけ取り出しやすいのが特徴です。カットしやすいようにミシン目が入っているのが一般的で、手で簡単にちぎれます。厚手タイプのペーパータオルが多く、丈夫で破れにくく一枚で多くの水分を吸収しやすいのがメリットです。手拭きはもちろん、拭き掃除などにも使用しやすくなっています。別途ホルダーを購入すれば壁や戸棚などに設置できるため、サッと取り出しやすい所へ自由に設置できるのも魅力です。
ポップアップタイプ
「ポップアップタイプ」のペーパータオルは、折りたたまれてパッケージングされており、ティッシュのように1枚ずつ引き出して使えるのが特徴です。必要なときにサッと使えるのが魅力で、取り出す際に他のペーパータオルに触れにくいため、濡らしたり汚したりするリスクを減らせます。レストランやカフェをはじめ飲食店やオフィスのトイレなど、不特定多数の人が使う場所でも清潔に使いやすくなっています。またサイズや柔らかさ、吸水性、丈夫さなどが異なる多様なラインナップが用意されており、使いやすい理想的なものを選びやすいのもメリットです。
洗えるタイプ
「洗えるタイプ」のペーパータオルは、タオルや布のように洗って何度も使用できるのが特徴です。少し汚れても洗って再使用できるので、何度も使えて経済的です。
繰り返し使えるコスパは魅力的ですが、何度も使用するのは衛生面で不安が残るため、最初は手拭き用や食器を拭くために使い、何度か使用したら汚れ掃除に使用するなど、段階的に使用方法を変えるのがおすすめです。衛生面に注意して使用しましょう。
素材で選ぶ
ペーパータオルに使用される主な素材は「再生紙」と「未晒し」の2パターンがあり、それぞれ見た目や質感などが異なります。2つの特徴や違いを解説するので、どちらが適しているか確認してみましょう。
再生紙
再生紙を使用しているタイプは、安価で購入しやすいのがメリットです。再生紙は新聞紙・印刷用紙・牛乳パック・ダンボールなど古紙を原料にして作られており、比較的低単価のためランニングコストを抑えられます。環境に優しいエコな商品なので、環境へ配慮した製品を使用したい方にもおすすめです。ただし再生紙を使用したペーパータオルは紙質が硬い傾向にあるので、柔らかい肌触りを求める場合はダブルタイプ・ソフトタイプと表示された商品を選びましょう。また再生紙の方が吸水性で劣るのもネック。拭き取れないからと何枚も使用して、結果的にコストがかかってしまう可能性もあります。
未晒し
未晒しタイプは天然のパルプ100%で作られるのが一般的で、漂白剤・蛍光染料を使用していません。肌に優しく、比較的安全性が高くなっています。また漂白・脱色していない落ち着いたブラウンカラーが特徴的で、飲食店などのトイレに置いても雰囲気を損ねないのがメリットです。加えて白いペーパータオルと比べて汚れが目立たないため、洗面所やトイレなどでフタのないゴミ箱に捨てる場合でも、見栄えを損ねません。
サイズで選ぶ
ペーパータオルはいくつかサイズに種類があり、用途に応じて適切なサイズを選ぶと使いやすくなります。代表的なサイズとその特徴を紹介するので、どのサイズを選ぶべきか確認してみてください。大判
大判のペーパータオルは一般的に25×25cm前後と大きく、1枚で広範囲の水分をしっかりと拭き取れます。布巾代わりにテーブルをサッと拭いたり、床にこぼしたジュースを拭き取ったりと、広範囲の水・汚れを効率よく拭けるのがメリットです。もちろん手拭き用にも最適で一枚でしっかり水分を拭き取れるため、小さいサイズを数枚使うよりもコスパに優れます。しかしパッケージが大きくなってしまうため、場所を取るのが難点。置き場所に困らないように、あらかじめ設置場所を決めてから購入するのがおすすめです。
中判
中判のペーパータオルは一般的に22×23cm前後で、ティッシュより大きめのサイズ感です。大き過ぎず小さ過ぎないサイズなので、キッチン・トイレ・洗面所など置き場所を問わず、幅広いシーンで使いやすいのが特徴です。またラインナップも充実しており、ダブルタイプやシングルタイプ、ソフトタイプ、ハードタイプ、厚手タイプと多種多様なバリエーションが展開されています。用途に合わせて選びやすくなっているので、紙質や厚さなどにこだわりたい場合や汎用性の高いものを選びたい場合は中判がおすすめです。
小判
小判のペーパータオルは一般的に17×22cm前後で、ティッシュよりやや小さめのコンパクトサイズなので、置き場所に困らないのがメリットです。狭い洗面所・トイレでも場所を取りにくく、設置場所を選びません。
また子供でも使用しやすいため、子供用の手拭きとして用意するのにも適しています。
ポケットサイズ
ポケットティッシュのように携帯性に優れているのが特徴で、カバンやポケットに入れて持ち運びやすくなっています。カバンやポケットに入れておけば、ハンドドライヤーやペーパータオルが置いていない場所でも手を拭けます。またハンカチやハンドタオルなどと違い使い捨てで衛生的なため、濡れたハンカチを再度使用するのに抵抗がある方でも使用しやすいのもメリットです。
ペーパータオルとキッチンペーパーはどちらが安いのか
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ペーパータオルとキッチンペーパーは用途や見た目は似通っていますが、どちらの方が安いのでしょうか。
紙の厚みや枚数なども違うので単純に比較できないのですが、インターネットで販売している物をいくつか比較しましたら、ほとんど大差はないものの、若干ペーパータオルの方が一枚あたりの値段が高い印象でした。総合的にみて、一概にどちらが安いとは言い切れず「商品による」というのが結論です。ペーパータオルとキッチンペーパーでは用途が異なるので、値段よりも用途に合わせて適した商品を購入するのがおすすめです。
まとめ
ペーパータオルとキッチンペーパーどちらが安いのかは、商品によって異なるため一概にはいえません。そもそもペーパータオルは衛生用・キッチンペーパーは調理用と用途が異なるので、値段よりも何に使用するのかで選ぶことが大切です。オンラインショップ「みやこ」ではペーパータオルをはじめ、多くの業務用製品を取り扱っています。まとめてお得に購入したい方は、ぜひご覧ください。- 2024.02.15
- 09:02
109.バガスペーパーとは?環境に優しい理由や利用するメリット・デメリット
環境に優しい「素材」として広がりつつあるバガスペーパーは、サトウキビの搾りカスをリサイクルしたもので、木材を使用しないことから環境への負担が小さいエコなアイテムです。
世界全体の課題となっている環境問題に取り組むことは、環境保全に貢献できるだけでなく、企業の社会的意義や企業価値を高められる重要な活動です。従業員の意識向上やメディアへの露出機会の増加など、さまざまな利点があります。
バガスペーパーが環境に優しい理由や、利用するメリット・デメリットを紹介するので、環境問題への取り組みに関心の高い方はぜひ参考にしてみてください。
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バガスペーパーとは?
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バガスペーパーとは、バガスと呼ばれるサトウキビの搾りカスからできた素材のこと。
サトウキビから砂糖を作る際に出る副産物であるバガス(サトウキビの搾りカス)を、資源としてリサイクルします。
バガスは燃料として利用される場合もありますが、使い切れない部分は廃棄せざるを得ませんでした。そんな廃棄物をリサイクルすることで、木材パルプの代替として生産できるバガスは、環境への負担が少なく環境に配慮された素材が製造できます。
ゴミの削減・森林保護を行える一挙両得な素材であることに加え、砂糖生産の副産物であることから常に一定量の供給があるのも魅力。安定して供給される使いやすい素材です。
バガスペーパーが環境に優しい理由
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バガスを既存の木材パルプの代わりに利用すると、環境保護につながります。
なぜバガスペーパーが環境に優しいといわれるのか、3つの理由を紹介します。
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バガスペーパーを使った製品は?
バガスペーパーは幅広い製品に活用できるのが強みで、百円ショップで扱われるなど身近な存在となってきています。
例えば以下のような製品に、バガスペーパーは使用されています。
●食品容器(紙皿・紙コップ)
●ペーパータオル
●DM・ショップカード
●リーフレット
●紙袋
●パッケージ
●キッチンペーパー
●ウェットティッシュ
このようにさまざまな製品に使用されているので、知らず知らずのうちに利用しているかもしれません。
幅広い製品に活用されているので、パッケージや容器、紙袋、リーフレットなど、一貫してバガスペーパーを使用することで環境に優しいブランドイメージを形作ることも可能です。
バガスペーパー製品を利用するメリット
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バガスペーパー製品を利用するとSDGsへ貢献できるため、ブランドイメージ向上につながるのは大きなメリットです。
バガスペーパー製品を利用すると、SDGsで掲げられている17の目標のうち、以下3つの目標に貢献できます。
目標12「つくる責任つかう責任」:資源の有効活用により、持続可能な消費・生産を行える | |
目標14「海の豊かさを守ろう」:自然由来の素材のため海洋汚染につながらない | |
目標15「陸の豊かさを守ろう」:森林伐採を減らせることに加え土に還る |
SDGsへ貢献することで、環境に配慮しているエコな企業・ブランド・商品であるとブランディングできるため、環境問題に敏感な消費者に利用されやすくなるでしょう。
▼【株式会社みやこ】SDGs宣言はコチラ▼ |
バガスペーパー製品を利用するデメリット
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環境に優しいバガスペーパー製品ですが、バージンパルプ製品に比べると少々コストが高いのがデメリットです。例えば「miyaco」で扱っている商品で、一般的に売れているバージンパルプ製の紙コップと、環境に優しいバガスペーパー製の紙コップを比較すると、以下のような価格差があります。(※2023年9月27日時点)
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比較商品について、一般的に多く出回っているバージンパルプの白い紙コップで比較となるバガスの紙コップ8オンスの取り扱いがなかったために、累計販売実績の多い、7オンスの白い紙コップと比較しています。入数等違いが有りますが、環境への負担が少ないバガスは一般的な紙コップと比べると高価になってしまうのがネックです。環境を守る為にはコストが掛かるという事が伺えます。
まとめ
バガスペーパーはサトウキビの搾りカスから作られるため、木材を伐採する必要がなく森林保護や省エネ・CO2削減などにつながるエコな紙です。紙コップや紙皿、紙袋、パッケージなど幅広い製品に使用できるため、環境保護に注力したい企業・組織にぴったりな素材でしょう。地球に優しい「miyaco」オンラインショップでは、バガスプレートやバガスボウル、バガスカップなど、バガス製の商品を取り揃えています。ぜひご検討ください。
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- 2023.11.13
- 11:16
108.40cmのビニール傘をアレンジして、自分だけの創作品(アート)を作ろう!
40cmのビニール傘をアレンジして、自分だけの創作品(アート)を作ろう! 40cmのビニール傘は、持ち運びに便利で、価格も手頃なので、雨の日のお供にぴったりです。また、小さめなサイズなので、ワークショップなどで傘にペイントしたりアレンジやリメイクするイベントにも挑戦しやすいのが魅力です。そこで今回は、40cmのビニール傘をアレンジするアイデアをご紹介します。 ※ビニール傘にアレンジを加える場合は、実際の雨天の使用には支障をきたしますので、創作品(アート)として参考までにご覧ください。
ペイントやイラストでアレンジペイントは、ビニール傘をアレンジする定番の方法です。ペイントするときは、耐水性のある塗料を選び傘の表面をきれいに拭いてから、下地を塗っておくと、仕上がりがきれいになります。また、透明なので、裏側からペイントすることで柄に光沢が出ます。絵やイラストを描くのが好きな方は、傘にイラストを描いてアレンジするのもおすすめです。お気に入りのキャラクターや、オリジナルのイラストを描いて、自分だけのオリジナル傘を作ることができます。 ※ご注意:使用する塗料については、アクリル絵の具やマジックなどがオススメですが、絵の具の場合は、乾くと傘の開閉時にパリパリと割れたり、マジックの場合だと、折りたたんだ状態だとくっつく場合があります。 マスキングテープでアレンジマスキングテープでアレンジするのも簡単でおすすめです。マスキングテープを使って、傘に好きな柄や模様を貼り付けることができます。 マスキングテープは、さまざまな柄や色が販売されているので、自分好みの組み合わせを見つけることができます。マスキングテープは簡単に剥がすことができるので、様々なアレンジを変えることもできます。 ※ご注意:マスキングテープの場合、傘の表面に貼る事になり、マスキングテープの多くは耐水性はないので雨天の傘として使用するのはオススメしませんので創作品(アート)としてお楽しみください。 アクセサリー感覚でアレンジビーズやリボンなどを貼り付けて、アクセサリー感覚でかわいくアレンジする。 ビーズやリボンなどを貼り付ければ、ビーズなどを使用することで、おしゃれなアクセサリー感覚の傘に仕上がります。傘の柄や色に合わせて、上品な雰囲気やカジュアルな雰囲気など、さまざまなテイストの傘を楽しむことができます。お気に入りのキャラクターや、好きな色や柄を組み合わせて、自分だけのオリジナル傘を作ってみてください。 ※ご注意:ビーズなどテープや接着剤などを使いますが、接着面が小さいのでポロポロと取れやすいので工夫してしっかり接着して下さい。 まとめ40cmのビニール傘は、アレンジの幅が広いため、自分好みのかわいい傘を作ることができます。ぜひ、ご紹介したアイデアを参考に、お子様向けのイベントや、その他催事の装飾としてオリジナルのかわいい傘を作ってみてください。
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- 2023.11.13
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